はじめまして。
株式会社アップガレージグループ ITソリューション事業部 UI/UXデザイナーの佐藤です。
4月になって新年度が始まりましたね。
無事24卒メンバーの入社式も終わり、私もあっという間に社会人2年目に突入します。
実は、弊社、株式会社アップガレージグループで社内デザイナーチームが立ち上がったのは昨年の2023年。なんと1年しか経っていないのです。
そんな私も入社したのは1年前。
「新卒で入社してまさかの先輩がいない?!」
「デザイナーの知識は向上できるのだろうか。」
「マニュアルがなくて間違いを犯してしまったらどうしよう。」
少し不安になりながらも、新しいことに挑戦できることのワクワク感とドキドキ感を噛み締めながら入社したのを今でも覚えています。
結論、この1年間は濃くて深くて、大きな学びと挑戦、さらには成長を感じられた一年でした。たくさんの挑戦できる環境を与えてくれた会社に非常に感謝しています。
では具体的に、この1年間デザイナーチームではどんなことを行ってきたのか。
社内デザイナーチームの立ち上げから今後のデザイナー育成にあたり、取り組んできた内容を今回お話ししたいと思います。
デザイナーチームのこれまでの取り組み
1. 入社して初!外部の方との研修期間
先輩がいなくて「これからどうなるのだろう?」と感じながら始まった、研修初日。
毎日緊張と期待を胸に、全力だったのを覚えています。
会社の全体研修と部署の研修が並行して行われ、デザイナーの基本的な技術サポートは
長年専属で弊社をサポートしてくださっている外部の方にお願いしていました。
外部の方とは、リモートで直接やり取りをし、毎日たくさんのフォローをしていただきました。
結果、当初の不安は取り除かれ、研修内容に不安になることはありませんでした。
デザインの基礎からコーディング実務まで学ぶことのできる、とても満足できる研修で、今の実務にも非常に役立っています。
研修内容
研修期間ではデザイン基礎やコーディング基礎だけでなく、バナーのトレースや考察なども行いました。実務の時間には、なかなかできない勉強の時間にもなりました。
WEBデザイナーを目指す人であれば、こういった内容を学校で学ぶかもしれません。
こういったところを再度確かめながら、勉強できた研修期間は非常にありがたかったですね。
そんな中、7月中旬研修が終了し、いよいよ本格的にデザイナーとして配属となりました。
研修に関してですが、新入社員の研修期間はとても貴重であっという間です。
今から研修が始まる方は毎日を大切にしてほしいです。(一人の社会人2年目の先輩の意見ですが絶対全力で戦って損はないです。笑)
同期の存在
もちろん、デザイナーチーム立ち上げにあたって(これはどんなことにも言えますが…)研修期間の同期との親交は非常に大切でした。
基本お仕事はチームで行うもので、企業で研修を行った場合、その期間に出会った人と
お仕事をしていく可能性は高いです。
私もデザイナーチームの一員として同期には非常に感謝しています。
特に今回のデザイナーチームという枠組みを立ち上げるにあたっては
まず、仲間の存在無くしては、チームにもなりませんでした。
チームにしてくれた、同期と先輩方に感謝ですね。
これは社内の25thプロジェクトで、一緒に取り組んだ時の写真です。
(仲良さそう、本当に仲良いです)
2. デザイナーチームの定例MTG
正式にチームとなり、デザイナーチームでは研修を終えてから、毎日行っていることがあります。
それは「デザインの共有」です。
お仕事の流れで毎日MTGで自分たちのタスクのチェックをしています。
ただ、せっかくMTGの時間をとっているのだから、
このチェックだけの時間にするのは勿体無い!
余った時間をデザイン共有の時間として、使っています。
どんな些細なことでも構わないので、
チームのメンバーが気になった記事や技術、WEBサイトデザイン、バナーデザイン
などを共有する時間です。
こんな感じで、事前にリンクなどを載せて、定例MTGでチームメンバーで意見を共有します。
ここでの内容が新たなアイデアの引き出しになっていることは多いです。
実務でも、「そういえば昨日使っていたあの技術やデザイン良かったな」と思い出して、お仕事に生かすことは多くあります。
3. UXチーム立ち上げ
「デザイナー✖️マーケティング」でUXチームも下半期から立ち上がりました。
デザイナーの領域ってただ、色や形を綺麗にまとめて成果物を出せばいい。
というわけではないです。
この辺りは、お仕事をしていくにあたってすごく感じるようになりました。
デザインは必ず伝わらなくては意味がない。
「伝わるデザイン」って?
「伝える相手」は?
下記体制を図式化してみました。
デザイナーも依頼者が求めるものや本来の目的を根本から理解しようというイメージです。
お仕事において、デザインの成果物を届けるエンドユーザが必ずいます。
そして、その方に何かアクションをしてもらうことが基本です。
(それが売上向上やブランディングにつながります)
そのためには、デザイナーが元から理解していなければ、お客様に届くはずがない。
「UXを考える」。とは?
まさに私が直面していた壁でした。
こうやって図式化してみるとその概念が、形になっていく感覚がありますね。
ユーザ体験をよくすると一口に言っても、そのために細分化して、デザイナーの私が何をできるのか。こういった考えはチームで共有しておくべき内容です。
このように進めていくと、UXデザイナーは、会社について一番詳しく知っているくらいの勢いで、さらには経営者目線の意見を知っておくことが非常に重要だと感じます。
ビジネス側の意見は関係ないでしょ?効果があるならやってみることが重要!
というふうに思うかもしれません。
でもでも、ビジネス側の意見って非常に重要です。
だってお仕事には必ずお金がかかるから。
費用対効果も考えておかないと、ビジネスにはなりません。
下期からのUXチーム発足は依頼者から直接聞ける効率の良さであったり、よりプロダクトを良いものにしていくために欠かせないものだと感じます。
まだまだ発足したばかりですが、ここからよりスピード感を持って、良いプロダクトや会社としての成長に貢献できるように頑張りたいです。
そして直近ではこちら!
25周年プロジェクトです。(先程の写真にもありましたね。)
UXチームとして、会社内で参加させていただきました。
メインでサイト作成をハラちゃん(原)、ロゴ作成をさと(佐藤)で携わらせていただきました。
ぜひサイトも見ていただけると嬉しいです!デザイナーチームが加わったことで
より今までになかった新しいイメージを実現することができました。
デザイナーチームのこれから
1. ナレッジ・素材の共有
今年発足したチーム。まだまだ私たちチームには欠ける部分が多くあります。
各サイトのナレッジやデザイン素材の共有はまとめておく必要があります。
これは、一組織として、チームに新たにジョインしてくれる将来のメンバーのためにも。
内製化できたからこそ、社内でそういった居場所を作れる機会になっていると思います。
私としては、デザイナー立ち上げメンバーの一人としてしっかり土台を作り上げたいと思っています。
下記のように事業が大きくなれば、しっかりプロダクトごとに分業し、より高い製品や成長を目指せる領域までいきたいですね。
そのためにも、まずは今土台をしっかり丁寧に構築することが大切。
そしてその第一人者が他の人に知識を共有できるくらいまでに、土台を理解していることが重要だと感じます。
まず今行っていることとして、会社のために作成されてきた素材などの整理です。
その制作物、特に企業ロゴや画像、イラストなどは繰り返し使うものが多いです。
まとめて共有できる居場所を作らなければ、
新しい人が入ってきた時に困ってしまいます。
さらに、会社全体の理解も進めており、自分たちの基礎固めをしています。
土台として、チームとして知識や考え方をしっかりまとめ、誰がいつみても良い状態にもしておかなければなりません。
- 各サイトのデザインシステム構築・ドキュメント化
- 使用する素材の共通化
- 社内でデザインが必要なものに対するテンプレート化
上記は今後、弊社デザイナーチームで行っていきたいものです。
他にも他社サービスを分析しながら、自社にはないものを補い、
顧客体験の向上と会社の成長に貢献したいと考えています。
2. 新人メンバー育成
今年から初の社内デザイナーチームで作成した研修カリキュラムが始まります。
新たなメンバーのジョインも予定しています。
いかに先輩として、伝えなくてはいけない部分を伝えていけるか。
これは最初のデザイナーチームの挑戦です。
前述した通り、会社としてもさらに大きくなれば、
必然的にデザイナーチームが大きくなっていく必要があるでしょう。
まだまだデザイナーチームの挑戦は続きます!
これからデザイナーになりたいと思っている方やこんな仕事をしてみたい!
自分の知識を使ってたくさんの挑戦したいみたい!
という方はぜひ弊社に興味を持っていただけたら嬉しいです!
最後までお読みいただきありがとうございました。
株式会社アップガレージグループ ITソリューション事業部では、共に勉強し合い、成長し合うメンバーを大募集しています!
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